
このたびは、福島県いわき市より、Martin D-28 1977年製 アコースティックギターを買取頂きました!
アコースティックギターの大定番であるMartin。そんなMartinのなかでも特に人気で代表的なモデルがD-28です。
エルビス・プレスリーやポール・マッカートニーをはじめ、ボブ・ディランやニール・ヤングなど、国内外問わずいつの時代もワールドスタンダードであり続けているアコースティックギターです。
Martin D-28 1977年製 アコースティックギター

トップ:スプルース ボディバック&サイド:ローズウッド ネック:マホガニー 指板:エボニー
全体的に大きな損傷やキズは見られず、年代を考えるとコンディション良好です。
前オーナー様が大切に使っていたのがよくわかります。

ボディバックとサイドにはローズウッドを使用。
近年ギターに使われる木材が減少し、ローズウッドに関してはワシントン条約で規制されるなど、良質な材の確保が難しい状況です。
当モデルに関しては、そうした背景がない中で制作されており、本当にいい材を惜しみなく使っている印象です。

指板には真っ黒なエボニー材を使用。
D-28の標準スペックですが、なかでも当モデルは上質な材が使われているように見受けられます。

ネックの太さは標準的で、手の小さい人でも馴染みやすいでしょう。

Martinのアコースティックギターに使われる接着剤についてですが、74年頃にニカワからタイトボンドに変更されています。
77年製の当ギターは、年代を考慮するとタイトボンドでしょう。
しかし、接着剤によるサウンドの違いは特に感じられず、正真正銘ビンテージMartinのトーンです。
Martin D-28 1977年製 サウンド

「MartinといえばD-28」といわれるように、Martinらしさがギュッとつまった1本です。
ストロークでは、ドレッドノートサイズらしい力強いサウンドに。指で弾けば、澄みきった美しいサウンドが得られます。

50年近く経過するなかで十分に弾き込まれており、木の中の水分がしっかり抜けている感覚があります。
ニュアンスがつけやすいのも当個体の特徴で、ピッキングの位置やピックの当て方であらゆるスタイルに対応できそうです。

Martin製ハードケースが付属します。
以上、アコースティックギターの大定番、Martin D-28 1977年製の紹介でした。
この度は大切なギターをお譲り頂き誠に有難う御座いました。
Martin D-28 1977年製 仕様
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